「8mm映写機のランプをLEDに換えるお試し作業」では:
● LED点灯に求められる電流値が適切でない
● LEDモジュール の光を効率的に集められない
ということが問題だと分かっていました。
そこで
ドライバーを変更して、
電流を有効範囲に制御し、
更に、
リフレクターで集光すると、
白熱ランプ と同程度の照度を確保することができました。
こうして、
(将来的に8mmフィルムで撮影することはあり得ないのですが、)
ランプ切れに怯えることなく、
何時でも過去の映像を過去の雰囲気で楽しめるようになりました。
【参考】過去の断片的な映像をデジタルカメラで撮影し、「こちら」にアップしてあります。
LEDの仕組みを実践的に理解したことで、
今後の様々なKaizenに大きく影響するだろうと思います。
また、
今回の改造に当たって、8mmフィルムの装填、編集のためのフィルム切断~繋ぎこみ等々の作業を頻繁に行いましたが、昔の道具を使いこなすには、いずれも手先の器用さが求められることを実感しました。
単なる道具を使う動作にも、日常的に指先の微妙な感覚を研ぎ澄ます必要があったからこそ、今日の様々な発展に繋がったのだと思わざるを得ませんでした。
便利になることが、人類の退化に結びつかないよう願っていますが、さあて、具体的にどんな対策が効果的なのか。
ブラックボックスが多い昨今のデジタル文化、普段見えないところについても、学ぶべき事柄はどんどん増えていきます。体感できにくい内容の教育、先行きはどうなるのでしょう。
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