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猛暑対応屋根裏換気システムの構築

今から4年前、めちゃくちゃ暑くなった夏を何とかしようと、屋根裏換気システムを自力で設置した。
壁に穴を開け、コントローラーを取付け、

壁開口部
操作パネル

屋根裏に排風機を持ち上げて、排気を換気用煙突に直結して屋根裏の換気を行っている。

工事中の排風機本体

これらは、4年経過した今も順調に動いている。

現在のパネル周辺

しかし、2階建ての専ら2階部分に暮らしているので、
夏はとにかく暑い!!!
特に、エアコンが効かないトイレは最悪。

そこで、今年の改善は...
(1)屋根に遮熱塗料を施す。最近足元が覚束ないのでこれはプロに依頼。
(2)4年間未使用だった室内側換気ラインをトイレまで自力で延長。
の2点で、更に快適性を追求することとした。

トイレの天井に吸込グリルを取付け、ダクト工事を行い、

トイレの新設吸込グリル
トイレから本体へのダクト。左側は消音器

メンテナンス作業位置を考慮しつつ、 ダクトの曲げが少なくなるよう 排風機本体を移動させた。 天吊りでなく床置きのため、振動を抑えるべく廃ベッドのスプリングを活用した。

移動した本体。

試運転は良好。後は屋根の塗装を待つばかり。

カタログによれば、
換気風量は、屋根裏 500㎥/h 室内側 160㎥/h なので、
トイレの換気回数は40回/h を超すことになり、少しは暑さを凌げるかも知れない。
一方、遮熱塗料は屋根表面温度を最大30℃削減(塗装色によって異なる)するらしく、 冷房負荷の低減による省エネ効果に期待。

けれど...
室内の熱を室外に追い出すためだけにエネルギーを消費することは、
地球をさらに温暖化させることだという罪の意識は消えない。
コロナウイルスに頑張ってもらうしかないか...と妙な考えが頭をよぎる。
様々な活動をスローダウンさせなければ、地球をクールダウンできないと思うからである。

夏の熱を次の冬のために蓄える、将来そんなことができるかもしれないと、技術の進歩に期待しながら...

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