我が家は築30年
様々な設備の更新を進めてきたつもりだったが
台所のレンジフードが置き去りにされていた
大事なものだが
何となく後回しにされていたのである
今回はレンジフードの更新を決行
更新前の写真を撮り忘れたので
イメージ画像を...
大きなフードとプロペラファンが
油煙を力強く外に出す優れものではあった
だから「後回し」されたのであるが
その小さくない風量は 冷暖房コストを
間違いなく引き上げていた(であろう)
扇風機は異常がなくても早めに交換すべきという
アナウンスがあったが
このプロペラファンは既に30年
かなり危険な状態だったのであろうか
そこで 例によってネットで格安品を探すと
・ FY-9HZC4-S シルバー
●90cm幅 シロッコファン
●整流板によりフード周辺の吸込み風速をアップして高捕集
●ソフトプッシュスイッチ(切ー弱-中ー強ー照明)
●LED照明(5W)
なんと¥35,000程度から
機能や能力よりもコスト最優先でこれに決定
1.フードと換気扇を外す
2.プロペラファンの開口部は木材だったので安全のため不燃材を貼る
(ダクトと可燃物との距離によって火災予防条例に定めあり)
3.ダクト配管のための部材を取り付ける
4.足元のガスレンジを踏まないよう不安定な体勢で
13.5kgのレンジフード本体を持ち上げながら固定
(この後、腰痛、筋肉痛に苦しみました)
5.ダクトを取り付けて試運転
ダクトはアルミでなく鋼材を使用
(市の火災予防条例を読むも、完全には理解できず安全性が高い鋼材を採用)
6.幕板を設置して化粧すれば完成
簡単に設置できるのですが体力の衰えを実感する一日でした
7.結果
_______更新前____更新後_____何れもカタログ値
●消費電力[w] 29.5 → 85
●風量[㎥/時] 882 → 524 (「強」の場合)
消費電力当たりの風量が小さいものの、掃除が楽になり照明も付いたので良しとしましょう。肝心の油煙の捕集効果も良好。部屋全体の置換空気量が減るので冷暖房への効果に期待。
【重要】
このような設備は、消防法~消防法施行令~消防法施行規則に従って設置する必要があります。
更に各市町村においては、安全のために自主的に規制すべきもの等について火災予防条例が制定されています。
例えばダクトは鋼材を使うべきかアルミで良いか、ダクトに近接する可燃物の距離や耐火手段等々について詳細が記されているようですが、残念ながら難解な言い回しが多く、レンジフードに対する具体的設置方法を確認するのは非常に困難。困ったら市町村の担当課に直接問い合わせが宜しいかと。
(追)次はもう少し大物に挑戦予定。
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