朝日新聞の日曜版
「磯田道史の この人、その言葉」から
昨日に引き続き 引用させてもらう
「ワンフレーズのスローガンは
人間の思考を省き 「答え」 だけを人々に信じ込ませるから危ない。
また正しい判断には広い視野が不可欠。
狭い価値観にとらわれず、
つねに他の文明と自分の文明を比較して考えよ、
と （桐生は）説いた。」
とある
近頃 世を動かしたのは
ワンフレーズのスローガンではなかったか
その響きの明瞭さに 惑わされてはいなかったか
なぜなぜが うまくできないことと
そのこととは
ある関係がありはしないか
順序立てて ものごとを考えなくなってはいないか
スピードと 目先の利益に 騙されてはいないか
じっくりと 考えることが 求められる
今が 最善なのかどうか
そうして 明日どうなるのか
人の道を 深く考えない人が
増えているような
そんな気がしてならない
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