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生きるということ その5

何にもなかったころ
おやつは とうきびや あたりめの足だった

何にもなかったので
遊び道具は 自分で作った

何にも言われなかったので
かなり危ない場所で遊んだりもした

何にも言われなかったが
遊びには 暗黙のルールがあって
それを守った

何にも教えられた記憶はないが
大人や周辺の空気を読んでいた

遊びの中に 先輩が居て
そうして 守るべき後輩が居た

遊びの世界に 大人のそれとは違うのだが
秩序があった

それが見出せない
今の子供たちは かわいそうだ
電子的なゲームをやめて
集団登校をもやめて
そうして 「あれも駄目」「これも駄目」をやめてみたら
昔に戻るのだろうか

決してそうではないと思う
では どうすれば 子供社会に
正義を押し通せるような 秩序が生まれるのか

おとうさん おかあさんが 真剣に考えるときではないだろうか
おじいさん おばあさんでは 駄目なのだ
真に子を思う親の心が
間違いなく 子を正しく導く
子の友達であってはならない

一般論を 子に押し付けてはならない
自らの背中を 自信を持って見せるだけでいい
人として正しいと思うことを
そのまま見せればいい
あなたの自然体が ニッポンを救う
あなたに 分別があればの話ではあるが
それが問われているのも 事実なのである

さて どうすれば 皆が救われるのか
答えがどこにあるのか
正直者がバカを見るような
そんな世にだけはしたくない

小さな子供にも
自律を 意識するような環境が必要なのであろう
ニッポンの宝を 甘やかしてはいけない
孫を甘やかす じいの
矛盾だらけの 物言いである

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