日立掃除機CV-SU7000が突然動かなくなった。
状況を確認すると、どうやらカーボンブラシの摩耗と思われる。
早速分解。
外すべきネジを探し、前後合わせて8本外したが...
どんなに力を入れても本体ケースが外れない。
冷静に確認すると、○印のパーツの奥にもう1本ネジがあった。
合計9本のネジを外すと、簡単に開くことができた。
(ネジの長さが微妙に異なるので注意が必要。)
モーターにたどり着くには、更に4本のネジが。
内部にネジを落とすと厄介なので、慎重に外す。
吸気ファンのケースとフィルターユニットを取り外す。
これで、モーターを持ち上げれば良い。
フェルトを外し、カーボンブラシを外す。
異様に減ったブラシの
その異常さに、この時はまだ気付いていない。
そうして、元通り組み立てて試運転すると...
異臭、異音がして、直ぐに止まってしまった。
もう一度分解してみると、
モーターハウジングはススだらけで、
新品のカーボンブラシが根元まで削られている。
最初の分解の際に
ブラシの異常摩耗に気付いていれば、
ローター周辺を念入りに調べただろうに...
何とも悔しい...
ブラシを無駄にしたということ以上に、気付かなかったことがとても悔しい。
掃除機の使用時間に対して「こんなに減る?」という思いはあったのだが...
よくよく観察すると、
ローターの一部が盛り上がっていて、カーボンブラシを一気に削ったことが分かった。
とにかく、モーターを発注。
ついでに吸気側のフィルターも発注して、
もう一度分解、交換後試運転すると、
今までより静かに動き始めた。
一旦組んでしまったが冷静に考えれば、
排気側にもフィルターが入っているので、それも調達して交換した方が良さそう。
粉となったブラシが、そこに居座っているだろうから...
設備ドクターの修業は続く...
失敗経験こそ最良の学習だとつぶやきながら...
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