近頃気づいたことなのだが
なぜか ひとりごとが多い
近くに人がいない時間が長いためか
自問自答を 声を発して行うのである
これが問題なのかそうでないのかは 分からぬ
だが 私だけではないようなのだ
平日のホームセンターに
ご同輩の姿を見つけるのは たやすい
注意深く観察すると
なにやら ぼそぼそ 繰り返している
指差呼称の類ではない
自らの行動を 自ら確認して誤りのないことを納得する そういう行為である
脇で聞いていると 「勝手にしろ。」と云いたくなるような
他愛ない内容なのである
私だけのことではないと ほっとするも
このことが問題なのか そうでないのかは 分からぬ
「歳を重ねた、その結果だとしたら、それはそれで歓迎すべきことかも知れないよねえ。」と
声を出して もうひとりの自分を 安心させる
そんな我が身を いとおしくさえ思う
生活の質を 落とさないよう
自然に老いることを 大切にしたいと
「なにを年寄りみたいなこと云ってんの。」
かみさんは 元気だ
「そうだね。まだまだやるべきことがいっぱいある。」
きょうも ひとりごとである
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