またまた JR北海道である
「担当者が古いレールに誤って新しいレールの基準値を用いるミスをしていた」
「なかには新旧2つの基準値が存在することすら知らなかった担当者も」
と NHKが報道している
JR北海道の鉄道事業本部には 工務部の下に 管理課や保線課があるも
いずれの部署もISO9001,14001を取得していないようだ
「JR北海道グループ企業行動指針」によれば
- 安心してご利用いただける商品・サービスを提供するために、安全の確保をすべてに優先させます。
- 社会に対して誠実な企業グループであるために、法令順守はもちろんのこと、企業倫理にも則った節度ある行動をとります。
- 不測の事態に備えリスク管理を強化するとともに、情報の積極的な開示、情報の適切な管理を行います。
等々の指針が示されているが
それらを具体的に展開出来ていないのかも知れない
もしISOを取得し これら指針を咀嚼して運用(内部監査)していれば
ひとり一人の目的と目標に曖昧さがなくなり
責任と権限が明確になって
グループの行動指針が求めるものを 充分満たすこととなろう
少なくとも 今よりは良くなる筈である
国の監査を受けて
いやいや改善するよりも
自身のために地道な活動を続ける方が
「節度ある行動」に繋がると思うのだが...
続く赤字の解消には直ちに繋がらないかも知れないが
「見える化」が進み 活き活きとした会社になるであろうことは
容易に想像出来る
「維持管理」の大切さを実感しながら
社内コミュニケーションが進むからである
大きな改革の前に そんな風土を築き上げることに心血を注ぐと
皆のベクトルが合うかも知れない
「いい会社」になってほしい
北海道という すばらしい土地にいるのだから
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