10年以上も前に 入手した
フィルムスキャナー(MINOLTA QS35)を
なんだか今頃思い出して
Win XP に 繋いでみた
ついこの間と思っていたら
このデバイス
マニュアルからすると Win95の時代の代物である
機能を確かめるべく
35mmネガを探す
レターケースの中に
埋もれていたネガを 取り出してみると
こんな写真が あった
まるで憶えていない
もう少し見てみると
どうやら ルーマニア ブラショフの町のようである
30年ほど前に
ある仕事で
ニコライ・チャウセスク独裁政権下の
ルーマニアに 居たことがある
そのときの写真だ
フィルムスキャナーが 問題なく動いたのも
うれしかったが
忘れていた画像を 再び手に入れた
そのことが
なんだか
妙にうれしい
今は 立派な観光地になっているようだが
当時は 素朴な 欧州の片田舎という 雰囲気だった
それが とても 好きだった
人工的なものは少なく
自然な すばらしさ あたたかさがあったように思う
ドラキュラの城 ブラン城を
振り返っているのが
30年前の ヒゲ面の小生である
欧州の 素朴な街道が
懐かしい
フィルムスキャナーの
思いもかけない 贈り物だ
あの時
こうしていれば もっと...
と
いつになっても
思うものだ
が
その瞬間を
精一杯生きれば それでいいのだ
そう
それでいいのだ
ねえ
赤塚さん
コメント
とてもステキな写真ですね。
もう少しすると
ヒゲ面の青年が振り返りそうで
ワクワクしました。