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下向きに過ごそう

「上を向いて歩こう」 は 知らない人もいないでしょう
良い歌です

近頃は
上を向いて歩けば 危険
下を向いて歩いても
何も 金目のものは落ちていない
寂しい限りではあります

さて 下向きに過ごそう は
仕事の話なのです

ニッポンでも
欧米風の 差別化が進み
人事評価の場面でも
結果が 重要視されるようになりました

このことに 反発する訳ではないのですが
結果的に
「上を向いて歩く」人が 増えてはいないでしょうか

評価を気にしすぎて
自らの達成度だけに 引きづられてはいないでしょうか
部下をお持ちの あなたはどうでしょう
上ばかり 見て過ごしてはいないでしょうか

涙はこぼれないかも知れませんが
一人ぼっちの 部下を
いつの間にか 忘れてはいませんか

どうも
差別化は ニッポンが真似すべきでない
欧米の文化 のような気がしてなりません
一つ屋根の下で
一緒に努力することの 美しさを
ニッポン人は
身体で感じていると思うからです
金に換えられぬ 何かを
感じていると思うからです

勝ち組 負け組でなく
ニッポン組 の あり方を
きちんとしないと
この国の 曖昧さが
どうしようもない結末を 招くような気がしてなりません

上と 下と 周辺を
じっくりと
見極める力量が 求められるのです

この国の 新たな文化を築くために
今 重要な節目を迎えています

さあ どうでしょう
心から 後進を育てようと
そう 思っていますか
自らを 犠牲にする 潔さと
十分な 覚悟を もって
後進を 育てる余裕が 果たして あるのでしょうか
涙がこぼれないように 上を向いて 歩くのが
精一杯 なのではないでしょうか

ひたすら下を向いて過ごす
そんな 生き方を
選ぶことができるのでしょうか

誰がための 差別化なのか
もう一度 ニッポンのあるべき姿を
考えるときではないでしょうか

古くから ニッポンには
ワークシェアリングが 存在したのです
あの良さを もう一度
思い描いてみたいのです

自分のことは 一番最後に考える あの習慣です
そんな ニッポンを もう一度
豊かさの中で 再現できないかと
そんなことを 思うのです

それができなければ
真の豊かさでは ないのかもしれません

【 訓 】
自らの ことは 一番最後に 心配すれば良い
もっともっと 周りの心配をせよ
これ 即ち
「ひたむき」 の こころなり
それは
下向きにも 通ず

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