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安全を考える

例えば なんらかの事故を起こしたとき
なぜ こんなことになったのか と考え
二度と起こさないために
こうしよう ああもしようと
そう 思うのだけれど

一方では
こんなことが起こったのは
*** のせいだ
という意識が働き
*** さえ *** ならば
何も起こらなかったのに
という 短絡的な結果論に 多くの人が 納得してしまう

悪い芽をつぶせ ということなのだが
それは ややもすると 個人を攻めることとなるのだ

そうでない場合であっても 設備の改善等で
表面的な 解決策を示すに過ぎない場合が多いのである

もう少し 真摯に対応する場合は
なぜなぜを 繰り返し
真の原因を見出せることもあろう

だが いずれにしても
原因を 潰すことに 精力が注がれているだけである
それでいいのだろうか

ここで問題なのは
安全上の是正を行うとき
「ほめ言葉」が 無縁のものとなることだ
「真の原因をつぶせ」が 合言葉で
それが実行できても
「やっと改善できた。 これが当たり前の姿だ。」 と
誰も その改善の姿勢を 評価していないのではないだろうか

本当の再発防止が出来たのなら
それを 心から評価すべきではないだろうか

子日く 伯夷・叔斉は 旧悪を念(おも)わず 怨(うらみ)是を用(もっ)て希なり

即ち 「罪を憎んで人を憎まず」という姿勢を 示せたらどうだろう
少しでも改善されたら
それを ほめることこそが
最も 大切なことではないだろうか

あれも駄目 これも駄目と
減点法に 終始していないだろうか
性善説を 改めて 考えてみたい
信じてもらえば もっと頑張れるかも知れないと

でも そんなに頑張らなくていい
信じているから 信じてもらっているから
もう少しだけ 進む

それだけでいい
今より きっと いいことが見つかる
安全第一は 真の愛情から

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