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銀杏_その2

この場合は
いちょう と 読むのが正しいのだろう
食べるのが ぎんなん である

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ある市の 市役所周辺の いちょうは
その 黄金の美しさを 見せる前に
無残にも 枝を切り詰められる

毎年のことである
ニッポンには 四季があって
秋には 夏の疲れを癒すような
すばらしい紅葉が
人々を楽しませてくれる

...その筈なのだが

この市の街路樹は
美意識も 自然を楽しむ余裕も 何もない
愚かな決断によって
毎年 無残な姿をさらすのである

枝葉が 電線や標識を邪魔しているわけではない
経済性か 安全性か
落葉をきらう 心ない人の なせる業か
真因は定かでないが
いちょうの 美しさを 否定しているのは確かなことである

こんな 愚かなことを
いつまで続けるつもりなのだろうか
住民から 日照や落葉の苦情が出れば
すぐに 切り落としているのだろうか

子供たちから
豊かな感性や
情緒を
無理やり奪ってはいないか

枝を落とすより先に
木々の 美しい姿をいつくしみ
枝を守り 枯葉を進んで掃除するような
そんな仕組みを なぜ考えないのか
小学生や 高校生のボランティアでもいいではないか

街路樹は 何のために
そこにあるのか
もう一度 考えてみる必要がありそうだ

美しい街を作れば
むやみに汚すこともなくなるだろうのに

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