盂蘭盆 : 祖先や死者の霊を家にむかえて供養する仏教行事
ニッポンの夏
盂蘭盆
解釈の 難しい 行事だ
その仏教的意味を 説明できる人は 少ない
なぜだろうか
仏教人の 布教の努力が 足りないのではないか
分かりやすく説明すると
何か不都合でもあるかのように
いわば もったいぶった 状況なのではないのだろうか
当たり前のことだからか
その本来の意味を だれも 振り返らない
もう少し 伝える努力を したらどうか と思うのである
「読経」も しかり
分からないことが当然になっている
説明責任があるような気がしてならないのだが
こんなことを 考えるのは
ばちあたりか
豊かさゆえの ひずみや 苦しみを
仏教が どれだけ納得させてくれるのか
わかりやすい「説教」を 期待しているのだ
ニッポンの 明日のために
なにか 新しいことを 実行してほしいのだが...
その昔 僧侶といえば
文化を 律していたのではないのか
政治家になってほしくはないが
なんとも 寂しい気がする
あなた方に 人としての生き方を問う
そんな わたしが おろかものなのか
自分で考えるしかないとの 仰せならば
宗教は要らないのではないか
仏教は 嫌いではない
が ニッポンのそれは いかにも曖昧な気がするのだ
豊かなニッポン これでいいのかと
旧態依然とした “教え”を 良しとする 閉鎖的な考え方が
いつまで 続くのか
“教え”そのものは すばらしい筈だ
現代に どう適用させるかが あなた方の
課題だと思うのだが
どうか 分かりやすい
お導きを お願いしたい
凡人に 盆は 難解なり
コメント