【おすすめ動画】YouTube再生リスト「いちはらのすてきな庭」へは、ここをクリック。

バックアップを更に省エネで

夜間、クライアントのバックアップを自動化している。
省エネ対策として、このバックアップ用サーバーを自動でオンオフさせることを考えてみる。24時間稼働させる必要がないからである。

Windows環境であれば、電源オフは「shutdown」プログラムをタスクスケジューラに設定すれば良い。毎日や曜日の指定が可能だ。
Linuxの場合はCronで指定するのは難しいことではない。

では、電源オンはどうすればいいのか。
近頃のマザーボードはLANで起動させたりできるので、BIOS設定項目を確認する。

pm_setup

このマザーではどうやら「Auto Power On」できそうだ。

everyday

Resume by Alarm を Enable にして、

DateAlarm

「Everyday」または「1~31」の日付を指定する。時間も同様に指定できる。

BIOSの仕様により設定項目が変わるだろうが、最近のマザーボードなら電源オンの自動化には対応しているだろう。
因みに市販のパソコンでも、電源の投入直後に「DEL」キーや「F2」キー等を叩くことでBIOS設定画面を出せるものが多いので一度見てみてはどうだろうか。設定項目によっては、変更することでパソコンが立ち上がらなくなるものもあるので注意が必要だが。

【 結論 】
・電源オフはShutdown等のプログラムで指定する。
・電源オンはパソコンが最初に読み込むBIOSで設定する。
・オンとオフの時間差(バックアップ時間)は経験によって求める。
と、すべてうまく運ぶのである。
但し、電源オフの際に実行中のプログラムがあった場合に強制終了させるかどうか等々の詳細設定については、ここでは触れていない。様々な条件を加えることができるので調べてみると面白い。意図しない運転による火災など、安全対策には十分考慮すべきなのは云うまでもない。

コメント