推敲

僧は敲く　月下の門
推すか　敲くか
考え　そうして　また考え

昨日書いた　「下向きに過ごそう」　を
「よたろ訓」仕立てに　修正した

大した　変更ではないのだが
一日経つと
愚かな表現が　とても気になることがある

そうして
反省し　修正し　また反省する
そんな　繰り返しの　人生

推すか　敲くか
どっちでも　なんとかなるのだが　しかし
それを　ひたすら考えることが
楽しみにすら　なっているのであろう

最善の状況が　見つからないのだから
エンドレス　ということなのである
無限ループの中に
修正ネタを見つけるという
さみしい状況なのかも知れない

さりとて　優柔不断ということでもない
気持ちを切り替え
新たなスタートを
したいものだ

推すでも　敲くでもない
新しい出発を　考えてみよう

引く　ことも　選択肢の一つではあるが
月下の門　は　やはり
開かなければ　ならない

新たな出発のために
まだまだ　やるべきことがある

僧は開く　月下の門
さあ　やってみるとしよう

良いきっかけを　ありがとう