エコノミークラスでも
国際便ならば
アルコールをサービスしてくれる
離陸後 飛行が安定すると
飲み物のサービスが始まる
このとき ワインをもらうと良い
ここで ビールを呑む人が多いのだが
ワインがお勧めだ
ほぼ一合のワインがなくなる頃
お代わりは いかが? となる
断る理由は見つからない
ワインは 栓が出来るのだから
ちびり ちびりで 最高なのである
フライトの条件によるのだが 近場の旅では
ほどなく食事である
もう一度 飲み物を聞かれるので
このときも 何のためらいもなく ワインをもらおう
これは 重要なポイントなのだ
すでに 三合頂いているのである
あなたが 物欲しそうにしていれば
そうして 少しばかり運が良ければ
きっと お代わりのお誘いがあることだろう
頼めば断られることもない のだろうけれど
自ら頼むことはしない
酔っぱらいおじさんとは 思われたくないのだ
まだ 分別はある (と自分では思っている)
この辺は 微妙な駆け引きだ
この駆け引きこそが
国際線エコノミークラスの醍醐味なのである
癖になるので エコノミークラス症候群と 人は云う
あなたは 何本呑み続けることが出来るだろうか
●訓
一本のワインは小さくて
その容量は ほぼ一合なのだが
気になる量ではある なぜなら
正確には 187ml なのである
これは 嘘のような本当の話である くれぐれも
「いやな」客 と思われないよう ご注意を
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