昨年12月に「牛肉トレーサビリティー法(通称)」が施行されました。 牛の一頭一頭にID番号を付けて管理するというもの。例えば携帯等で家畜改良センターの情報検索をすると、いつどこで生まれたかが瞬時に判るとのことです。転入や転出の記録まであります。 美味しく頂きながら、若き牛の波乱の生き様を考える...「食」が少し変わってくるのかも知れません。
牛曰く、
「もうこれ以上、ウシオウ(失う)ものはありません。」
「わたしゃ、ホントにウシアワセ(不幸せ)。」
ワンポイント 牛肉トレーサビリティー法
正称,牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法。国内すべての牛への個体識別番号の付与,出生日・輸入日,飼養地や移送・譲渡,屠畜(とちく)・死亡日などの情報の届け出や管理等を定める。畜産農家や輸入業者に加え販売者や料理店も同法の対象とされ,消費者は店頭に表示される個体識別番号をもとに牛肉の履歴を知ることができる。2001 年(平成 13)の BSE(牛海綿状脳症)問題を受け,03 年制定。 三省堂提供「デイリー 新語辞典」より
ワンポイント うしおうもの ―おふもの 【牛追物】
騎射の一。小牛を馬で追って蟇目(ひきめ)の矢で射るもの。鎌倉時代に流行。 【三省堂「大辞林 第二版」より】
ワンポイント 牛合(わ)せ 牛と牛とを角を突き合わせて戦わせ、その勝負を見る遊び。闘牛。牛の角突き合い。 【三省堂「大辞林 第二版」より】
ところで、鯨は今?
コメント