ブルーレイディスクレコーダーの修理を頼まれた。
時々動かない。ファンの異常という画面が出るという。
型式はSHARPのBD-W550。
そう云えば以前、SHARPのテレビでは、
≪「テレビを起動してもすぐ切れる」が直った≫にあるように、
ファン異常のメッセージは出なかった。
少し改善されたのか、設計者の考え方の違いか。
それとも部品の信頼性が低下したのか。
取り敢えず通電して確認。
時々機嫌が悪くなり、こんなメッセージが出る。
内部は簡単に覗けるので、開けてみると、
ファンは意外にもきれいな状態。
手で回してみると、やや重い。
粘度の高いオイルの中で回しているような手応えだ。ベアリングの不具合か。
使用状況からすると寿命には早すぎるが...
スタート時に少し手を貸して回してやると、何事もなかったように動作する。
ファンを替えるしかない。
取り敢えず部品を取り寄せた。
右が新品である。
若干電流値が異なるが問題ないだろう。
取り外して、
無事修理を終えたが、
数千円のファン1台で使い物にならなくなるという電子機器の
その危うさを再認識した。
「あかつき」や「はやぶさ2」の偉業を改めて思う。
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