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秋はBEATLES

THE BEATLES
40年以上 聞き続けても
飽きがこないのは なぜか

英語が 理解できていないから
歌詞に 飽きることがない

それも一因かも知れぬ

音楽性の確かさもあるようだ
楽譜に疎い小生には 音楽性の意味は不明なれど
既に 小学校の教科書にあるというから
ジス イズ 音楽 なのであろう

いつの間にか メロディーを
くちずさむこともある

次の曲は
LPの順だったりするのだ
擦り込まれている

音楽は不思議だ
ときの背景も 一緒に 思い出させてくれる
それぞれの曲に
関連した過去の出来事を
情緒的に 振り返らせてくれる

悪い想い出は 消去するしくみが働くのか
巡るのは 好ましい印象の そんな思いだけである

だから 音楽が
人にとって 意義のあるものに なっているのだろう

そう考えて
ふと 今を思うと
我が思考を 支配的に操るような
心ときめかすような 音楽に
久しく会っていないことに気付いた

五感が乏しくなっているのか
夢中になるものが変化してきたのか
巷の音楽が 琴線に触れないのだ

後ろばかり振り返るつもりはないが
今の音楽と
一緒に過ごす自信がない

音楽が忠実に時代を反映しているとすれば
時代の波に乗れなくなってしまったと
そう 思わざるを得ない

これが 老いなのか
コブクロ にも はまるから
まだ 大丈夫だろうとは思うのだが

そうして 心はまだ ハナタレ小僧

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