エアコンを ちょいと 動かすことになった
さて どう考えても エアコンは
室内機と 室外機の間に 壁があるのです
したがって
「はい 喜んで」 てな訳にはいかないのであります
装置内の冷媒を 出来る限り
大気に放出しないように コンプレッサーに閉じ込めてから
配管を外す必要があります
なんでも 自分でやりたがる オヤジとしては
こんなもの 朝飯前なのですが
環境影響を考えると
今までのやり方で いいのかなあ と 反省も...
取り敢えず
取り外す場合は ポンプダウンを行います
冷房運転中に 高圧側(細いパイプの方)のバルブを閉じ
コンプレッサー側に冷媒(今回はR22)を回収します
3分ほど運転したら 低圧側を 閉じますが
あまりこの時間が長いと 低圧側が 負圧になるので
水分の混入等 問題が起こる可能性が高くなります
(本当は 時間でなく ゲージで確認すべきでしょう)
その後 フレアナットの接続と 電気配線を
下の写真のように 外せば 完了
これで フロンは ほとんど排出されることなく
室外機に閉じ込められました
問題は 再度取り付ける場合です
かつては 配管工事終了後
液側バルブを 6秒ほど開けてから 閉じて
ガス側のサービスバルブから エアパージしていました
安易な置換法であり
少量ではありますが フロンが放出される訳です
ゲージマニホールド や 真空ポンプが もっと容易に(安価で)入手できれば
この 荒っぽい方法も改善されるかもしれません
それは 家電の リサイクルにも言えることです
きょう 古い冷蔵庫と 洗濯機を 電気店に持っていくと
7千円余の リサイクル処理費を 請求されました
荒っぽい方法
即ち 「払う気がなければ 違法に捨てなさい」
と 言っているような気さえ するのです
本当に こんな仕組みでいいのでしょうか
正直者だけが 負担しているような しくみが
ニッポンには 多すぎる気がしてなりません
順法精神を 否定する気は 毛頭ありません
誰もが すんなりと守れる 規範を定めるべきだと
そう 思うだけなのです
例えば 古い冷蔵庫を 持ち込んだら
リサイクルに貢献したとして 金品をもらえる
そんなシステムにすれば
不法投棄は きわめて少なくなる
その処理原資は
消費税でも良いし 物品税の如く
贅沢品に ウエイトを置いても良い
そういう もっともっと 分かりやすい
自然な仕組みを 考えるのが
政治ではないのでしょうか
官僚は 自らの仕事の有効性を
最優先するでしょうから
庶民が 妥当で分かりやすいと思う
そういう しくみは
政治屋が 仕掛けるべきでしょう
生き生きした 生活直結の 議論をして
そうして初めて
民主的と 云えるのではないでしょうか
官主導の 弱みということか
酒も手伝って エアコン移設が とんでもない脱線となりました
が、しかし
・守れるルール
・参画したことによるメリット
・地球のための法外ともいえるデポジット
こういう 正直者が不利益を被らない しくみづくりが
今 最も望まれていることなのです
夏休みの宿題が また ひとつ増えてしまいました
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