過去のごみを整理しようと
ビデオやカセットテープ等の 散在する各種のデータをデジタル化している
その過程で 昔の写真や動画を見ることとなるが
どうにも不思議な感覚である
懐かしいなぁ という気持ちは
最初だけである
徐々にではあるが 過去のデータが本当に必要なのだろうかと
思い始めるのだ
過去を事細かに思い起こす必要性がないのではないかと
もっとポジティブな志向が健全だろうと そう思うのである
我が人生の その結果は
子や孫に映される未来にあるのだ
それを もっともっと見定める必要がある
過去の反省は それからで良いのではないだろうか
だが 今の私にとって そもそも反省が 次の生き方には繋がらない
時既に遅いからである
反面教師として 子や孫に引き継がれるのみである
彼らが どう感ずるかを最優先して記録を残すこととしよう
おそらくきっと 彼らには意味のないものとなろうが
それでも 生きた証を 少し遺さねばと そう思う
証は 彼らそのものだと思いつつも
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